風水では玄関に観葉植物を飾ると運気が上がるのは定番中の定番です。
しかし、観葉植物の代わりに造花やフェイク・人工観葉植物でも効果があるのか、疑問に思うことってありますよね。
近年はおしゃれなドライフラワーやプリザードフラワーなども売っているので、玄関に飾ってみたいなと思う方も多いのではないでしょうか。
観葉植物は水やりなどの手入れが必要ですし、玄関の方位によっては観葉植物の耐陰性にも気をつかう必要もあります。
それらを気にせずに運気アップを期待したいとなれば、フェイクや人工観葉植物や造花でも効果があれば、手入れ要らずですしありがたいことです。
今回は玄関にフェイクの観葉植物や造花・ドライフラワーやプリザードフラワーなどを置く場合の風水的な意味についてご紹介いたします。
是非最後までお付き合いください。
風水で玄関に置く観葉植物 フェイクと造花のメリットとデメリット
風水的に運気の入口である玄関に、観葉植物を置いて良い運気を取り入れようとするのはたいへん重要なことです。
雰囲気を明るくしてくれますし、浄化作用も期待できます。
手入れもあまり手間ではない観葉植物も多いので、手軽に設置できるのも人気の秘密です。
さらに水やりの手間などなく、癒しの空間を演出してくれるフェイクや人工観葉植物や造花も多く出回っています。
お店にディスプレイされているドライフラワーやプリザードフラワーも魅力的に見えますよね。
フェイクや人工観葉植物や造花は「枯れない」ことが一番の特徴かと思いますが、風水的なことも含め、どのようなメリットやデメリットがあるか解説します。
フェイクの観葉植物・造花のメリット | フェイクの観葉植物・造花のデメリット |
①安価で購入できる。
②水やりがいらないため手入れが楽。 ③枯れないため同じ状態を常に保てる。 ④虫が湧かない。 ⑤日光を気にせず、どこにでも置ける。 |
①放置しがちになり汚れやすい。
②汚れが積み重なり運気を下げやすい。 ③成長しないため変化を感じない。 |
どんな物でもメリットとデメリットはあるものですが、ぱっと見ではフェイクの観葉植物や造花はメリットの方が多いような印象ですよね。
ここからは、風水効果の観点から、観葉植物とフェイクや人工の観葉植物・造花の比較をしていきます。
玄関に置く観葉植物がフェイクとそうじゃない場合・造花の場合の風水効果比較
フェイクの観葉植物とそうじゃない観葉植物と風水効果を比較した場合はどうなのでしょうか。
風水の考えから風水効果を比較しました。
観葉植物 | フェイク・人工観葉植物・造花 |
<生きた植物の気の効果>
植物の生命力にはエネルギーがある。 土の中の根は大地のエネルギー、太陽に向かって伸びる葉は太陽のエネルギー、水を吸収して成長する水のエネルギー、植物そのものに生命のエネルギーが宿っている。 観葉植物が放つエネルギーが場の気を浄化させ開運に導いてくれる。 種類によっては空気清浄効果やマイナスイオンを発生させ、快適に生活できる環境を作る効果がある。 観葉植物がすくすくと育っていれば環境は良いと判断でき、住人も気持ちよく過ごすことができる。 |
<インテリアとしての癒し効果>
変わらない色鮮やかな美しいグリーンは空間を彩ってくれる。 インテリアとして魅力的であり生活空間が良くなる。 その空間にいることや色鮮やかなフェイク植物を見ることで心が癒されリラックスさせる効果がある。
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いきいきとした観葉植物そのものの気で風水効果を得るか、インテリアとしての見た目で癒しの風水効果を得るかが違ってきます。
フェイクや人工の観葉植物・造花は生きた植物ではないので、風水的に同等の効果があるのかという観点で議論されることもあります。
一部にはフェイクの観葉植物や造花・ドライフラワーなどは枯れた花と同じ扱いというような考えもみられます。
こういった議論や考え方を目にすると、フェイクの観葉植物・造花を設置することを躊躇してしまいますよね。
しかし、観葉植物とフェイク・人工観葉植物・造花は別物として考えると、ぐっと取り入れるハードルは下がります。
ここからはより具体的に考えていきましょう。
風水で玄関に置く観葉植物はフェイクで大丈夫か?
生きた植物だからこそ生命力があり、自然のエネルギーが凝縮されているとなると、フェイク・人工観葉植物・造花は生命力がないため自然のエネルギーがないことになってしまいます。
そうなるとフェイク・人工観葉植物・造花は風水効果がないことになってしまいますよね。
しかし、風水では住む人にとって過ごしやすい生活空間が、そこに住む人の運勢を良くするという考え方があります。
フェイク・人工観葉植物・造花を見ることで、心が癒されるのであれば、良い生活空間になるため風水効果があると言えるでしょう。
風水的にも意見が分かれており判断が難しいのは事実ですが、フェイク・人工観葉植物・造花は風水効果があるインテリアなどの置物と考えてみましょう。
※プリザードフラワーはここでは造花と同じくくりとしています。
フェイク・人工観葉植物・造花は手入れが楽であり、それがあることによって部屋の見栄えも良くなり、心が落ち着くというのであれば、フェイクであっても問題ないのではないでしょうか。
私の場合は玄関に観葉植物を置いていましたが、水やりの頻度や量のことがよくわからず、よく枯らしてしまっていました。
しかし玄関に植物があるのとないのとでは見た目が違うため、どうしても置きたく、枯れることのないフェイクの観葉植物と造花に換えました。
常に鮮やかな緑色が殺風景だった玄関の雰囲気を明るくしてくれて、家全体の環境が良くなったように感じます。
玄関は常に清潔に保つ必要があるので、フェイク・人工観葉植物・造花の汚れにだけは気を使い、週に1回は葉についた埃を拭き取っています。
何といっても枯れないということにフェイクと造花の魅力を感じています。
ただし、ドライフラワーは生命力の象徴とは言えない状態なので飾らない方が賢明なのでご注意を。
参考記事:玄関の風水対策まとめ
玄関にフェイクの観葉植物・造花を置くときに注意すべきこと!
観葉植物とフェイク・造花の大きな違いは枯れるか枯れないかです。
玄関に観葉植物を置く場合、日当たりの良い玄関であれば、適度な水やりをしていれば枯らしてしまうことはほとんどないでしょう。
しかし、日当たりの悪い玄関の場合、耐陰性がある観葉植物を選ぶ必要もありますし、定期的に陽に当ててあげないといけません。
フェイク・人工観葉植物・造花であれば、日当たりの悪い玄関でもそういった心配はいりません。
枯れないフェイク・人工観葉植物・造花は水やりの手間もないためメリットはありますが、それが逆に無関心になってしまう可能性が高いことには注意が必要です。
水やりなど日頃の手入れがいらないことで、フェイク・人工観葉植物・造花は飾れば飾りっぱなしになる可能性があります。
すると葉や花に埃が溜まって邪気が集まり運気を下げることに繋がってしまいます。
フェイク・人工観葉植物・造花でも葉の清掃を定期的にして清潔な状態を保つ必要があるのです。
大きな葉っぱのものは埃が溜まっていたら乾いた布で拭き取るようにしましょう。
細かい葉っぱものや花は外で軽く振って埃を落とすようにしましょう。
生きていなくても花や葉が生き生きとしているような状態を保つことで、緑のインテリアとして風水効果を得ることができます。
風水的には緑色は木が育つような成長という意味合いもありますので、子供の成長、仕事では事業の拡大などに結びついていくでしょう。
玄関に設置する場合は、玄関そのものも整理整頓し、緑の効果が十分に発揮されるように、フェイクの観葉植物・造花の手入れもしっかり行いましょう。
玄関に観葉植物を置いて風水効果を実感しよう!
玄関に観葉植物を置きたいけど、定期的な水やりと陽に当てることが大変と思っている人はフェイク・人工観葉植物・造花を置いてみるのも良いでしょう。
色鮮やかなグリーンを見ることでリラックス効果が得られます。
インテリアとして癒しの空間を演出してくれるはずです。安価で購入でき、手入れも楽ですし、何といっても枯れることがありません。
とはいえ、圧倒的な風水効果が得られるのはやはり生きた観葉植物です。
ご自宅での水やりなどが環境的に問題なさそうでしたら、風水効果で選ぶ観葉植物 にも挑戦してみてください。
参考記事:風水で玄関を良くする方法まとめ