風水的に寝る向きは重要なのでしょうか。
寝る向きがトイレの方向を向いていると運気に影響するのでしょうか。
この記事ではそんな疑問を解決していきます。
寝る向きがトイレの方向とは
「北枕」は枕が北の方角に位置する状態ですよね。「寝る向きがトイレの方向」というのは、枕の位置がトイレ側に位置している状態のことを指します。
日本では北枕は縁起が悪いと言われていますが、実はこれって仏教の教えが曲解された結果です。
諸説ありますが、
お釈迦様が亡くなった時に北枕になっていた
北枕にするとお釈迦様のいる極楽浄土に行ける
という考え方が日本に伝わってくる際に、縁起が悪い方向に捉えられたのだと考えられます。
風水的には北枕の方が運気アップに繋がりますので覚えておきましょう。
風水的に寝る向きがトイレの方向だと運気はどうなる
さて、寝る向きがトイレの方向になっていると、風水的にはどうなのでしょう。
結論から言いますと、寝る向きそのものは関係なしと考えます。
どちらかというと間取りの問題で、トイレのドアの真向かいに寝室のドアがあると、良くない気が流れてくるので避けたいところです。
あまりそういった間取りはないかもしれませんが、もしそういったところにお住まいの場合は、寝室のドア近くに枕が来ないように、寝る向きを検討してください。
風水的に理想の寝る向きとは
前述しましたように、風水的には北枕がおススメです。
頭寒足熱という言葉があるように、頭を冷やし足を温めることで質の良い睡眠がとれます。まさに北枕にすると方角的にもピッタリです。
さらに地球の磁場の流れは北から南。人の身体を方位磁石に見立てると、頭が北に向いている状態が自然で、気の流れも乱れません。
トイレの方向などは気にせずに、迷わず寝る向きは北にしましょう。
寝る向きを決める時の注意点:ドアと窓の位置
迷わず北にと書きましたが、寝室のドアと枕の位置が近すぎると落ち着いて寝れませんので、寝る位置をずらしたり衝立を立てるなどの工夫をしましょう。
同じ考え方で、窓との距離も近すぎると気が休まりませんので気を付けてください。
睡眠中は一番無防備な状態と考えると、ドアや窓といった人が出入りする場所の近くに身を晒している位置に枕があると本能的に落ち着かないということですね。
また、換気や暑さ対策でドアと窓を開けっぱなしにする場合、その延長線上に寝てしまうと喉を痛めてしまったり必要以上に体が冷えてしまう可能性もありますので、注意しておきましょう。
寝る向きを決める時の注意点:枕の方角の壁に配管がないか
壁が薄い場合は、壁の向こうに配管があったりすると、水の流れる音が気になってしまい、睡眠に影響がでる場合があります。
壁側に配管がなくても、隣の部屋の生活音などが気になったりする可能性もありますので、ワンルームなどにお住いの場合は、そういったことが気にならない向きで寝るようにした方が良いかも知れません。
まとめ
まとめますと、寝る向きがトイレの方角でも、基本的にはまったく気にしなくても大丈夫。
枕の位置がドアや窓の近くだったり、寝る向きの先の壁が薄くて排水管の音や隣の部屋の生活音が心理的に落ち着かないのであれば、寝る向きを変えてみましょう。
基本的には風水的に寝る向きは北枕がおススメですので、ご自宅の寝室で北枕にしたときに、寝る時に落ち着かない要素がなにかないかな?
を一度チェックしてみてくださいね。
問題なければ、より良い睡眠の為には良い寝具を揃えてみましょう。